一般社団法人高梁青年会議所 2026年度 スローガン

2026年度 理事長所信
第54代理事長 赤木 麻紘
【はじめに】
高梁青年会議所は、昭和48年11月、全国で528番目の会員会議所として誕生し、本年で54年目を迎えることができました。創立から今日に至るまで「明るい豊かな社会を築く」という想いのもと、高梁地域の発展にご尽力され、歩んでこられた諸先輩方に心より敬意と感謝の意を表します。
いま社会は、急激な人口減少、少子高齢化、価値観やライフスタイルの多様化など、大きな変革の時代を迎えています。現状維持では立ち行かない今だからこそ、私たち青年会議所は未来を切り拓くために、覚悟を持って行動しなければなりません。
本年度のスローガンは「超変革(ウルトラ トランスフォーメーション=UX)~情熱が導く未来のカタチ~」です。変革を超え、情熱を持って未来を描き、その実現に挑む一年として活動を展開してまいります。
【未来創造】
私たちが直面する最大の課題は人口減少です。未来を変えるためには、まず「1」を作ること――すなわち新たな出会いや結びつきを生み出し、未来へと繋がる芽を育むことが重要です。
本年度は、人口増加に資する事業に挑戦します。婚活や交流の機会を創出し、地域における結びつきを強めていきます。また、地域の誇りを示すまちづくり事業(花火大会)を青少年と共に開催し、地域住民が一体となって参画することで、郷土愛を育む場を提供します。自ら地域に参加することで子どもたちに「このまちで生きる喜び」を実感してもらい、未来の定住へと繋げます。
【未来増強】
未来の高梁地域を、10年後・20年後も持続可能なまちとして残すためには、今から社会システムそのものを見直す必要があります。本年度は、地域の明るい未来に資する事業を行い、未来に残る仕組みづくりを、事業を通して活動から運動に変えていきます。
また、会員拡大は未来を強くする最大の鍵です。会員が減れば活動は縮小し、地域に対する影響力も弱まります。しかし、情熱をもって挑戦し続ける姿は必ず共感を呼び、新たな仲間を惹きつけます。
「超変革(ウルトラ トランスフォーメーション=UX)」を掲げる我々自身が変わり続けることで、多くの青年が入会したいと感じる組織へと進化してまいります。
【組織運営】
高梁青年会議所は、定款・諸規程に基づく公平で効率的な運営を基本としています。変化の激しい社会においては、従来の手法に固執することなく、柔軟かつ大胆に変革を行う必要があります。
本年度は「超変革(ウルトラ トランスフォーメーション=UX)」の精神を運営においても実践します。SNSを最大限活用し、情報を迅速かつ効果的に発信し、地域社会からの共感と信頼を得ると同時に、内部の連携を強化します。会員一人ひとりが背景や目的を理解し、責任をもって参画できる組織運営を徹底することで、未来へと繋がる力強い組織を築いてまいります。
【結びに】
「超変革(ウルトラ トランスフォーメーション=UX)~情熱が導く未来のカタチ~」を掲げる本年度、我々は傍観者ではなく、行動者であり、変革を超える者であり続けます。
人口増加に挑む事業、地域の誇りを示すまちづくり事業(花火大会)、地域の明るい未来に資する事業、これらの活動を運動に変え、新たな仲間を惹きつける。そして、一つひとつの取り組みが、やがて未来の高梁地域を形づくります。私たちは、仲間と共に情熱をもって挑戦し、地域の未来を切り拓いていくことをここに誓います。
何も変わらないと傍観するのではなく、私たちは行動し、変革を超え、志を同じくする者みんなで共に力をあわせ前進していきます。
Continue reading 理事長所信




















